2016年5月14日土曜日

むごい(酷い) 語源

「むごい」の由来・語源



■酷い(むごい)

【意味】
・見るにたえないほど痛ましい。残酷である
・思いやりがなくひどい。無慈悲だ
・程度が限度を超えている。はなはだしい

【由来】
元寇が壱岐・対馬の人々を捉え、女性の掌に穴をあけて船ばたに吊るしたという記録が残っており、「むごい」という言葉は「蒙古(もんご)い」からきたという説がある
参考文献:『戦略的思考とは何か』(著者:岡崎久彦 中公新書)


■元寇(げんこう)とは、日本の鎌倉時代中期に、当時大陸を支配していたモンゴル帝国(大元ウルス)およびその属国である高麗王国によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称である

略歴・経歴(プロフィール)
■岡崎久彦(おかざき・ひさひこ)

1930年~2014】外交官。元タイ大使。大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、外務省入省。ケンブリッジ大学経済学部卒業。情報調査局長、在サウジ・アラビア大使。在タイ大使などを歴任。千代田化工建設特別顧問、博報堂特別顧問。作家、外交評論家として活躍した

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