2016年5月20日金曜日

シーザーサラダ 起原

シーザーサラダの由来・語源




■起源
192474日、アメリカ合衆国との国境に接するメキシコの町・ティフアナ のレストラン、「シーザーズ・プレイス」のオーナーであったイタリア系移民の料理人シーザー・カルディーニによって調理されたのが最初とされる

当時のアメリカでは、禁酒法が施行されていた。ティフアナは、ハリウッドで働くアメリカ人たちが酒を飲める歓楽街として賑わっていた

74日(アメリカ独立記念日)の夜、シーザーは、手元に残っていたありあわせの材料でサラダを作ったという。やがてこのサラダは“シーザーサラダ”として評判となり、ティフアナに押しかけるハリウッドの芸能関係者たちは、これを本国に伝え広めた

初期のシーザーサラダのドレッシングにはごく軽く火を通した鶏卵(コドルド・エッグ)が入っており、チーズはロマーノを用いていた


■日本への伝来
19491224日におこなわれた、GHQの高級将校宿舎として接収された帝国ホテルでのクリスマスイブのパーティーにおいて、シーザーサラダが提供された。これは、「サラダ」が単品料理として日本で初めて提供された場でもあった



関連情報
■シーザーサラダは、ロメインレタスを主体にしたサラダである

■ロメインレタスは、レタスの品種の1つである。硬い葉脈を持つ長細い丈夫な葉が結球する。他の大部分のレタスとは異なり、熱に耐性を持つ

■サラダとは、野菜などに塩、酢、油、香辛料などの調味料をふりかけるか、和えて盛りつけた料理の総称である


■帝国ホテルは日本を代表する高級ホテルのひとつであり、ホテルオークラ、ニューオータニとともに「(ホテル)御三家」と呼ばれることもある

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